澄みわたる夏の空は、幼き日のそれとちっとも変わらないはずなのに、どうして自分はこんなにもすれっからしになってしまったのだろう。
いつどこでどんなことがあったか、思い出せない。どうでもいいことなら、突然湧いて出ることもあるけれど。過去なんて、思い出したくないことばかり。自分の歴史も、郷土の歴史も、もうどうでもいい、と思ってしまう。